青柳(あおやぎ、あおやなぎ)
中立葉性。細身の葉茎をそろえて、葉先がとがっている感じの長い胞子嚢を持つ。色は艶のある緑で、夏にやや淡くなる。秋には淡い紫を掛ける。
天保14年掲載
暁(あかつき)
平葉性・羅紗地葉。やや太く分岐は荒い。濃い萠黃色の地合いに橙色の薄い曙中斑を現す。
万延元年掲載
旧名 夕日影
秋葉龍王(あきばりゅうおう)
群龍王の挿し芽変わり。龍葉と先岐葉が混生する。小苗は手葉が多い。初夏から白黄の斑が現れ夏から秋には段斑が現れ雄大且つ独特な長い龍葉となる。秋には明るい橙黄色に紅葉。
日照 強または中日
平成25年登録 浜松市 桑原一儀
旭龍(あさひりゅう)
立葉性・羅紗地のやや丸みを持った葉。ごく荒い分岐を見せる。強弱の萌黄色をしており、夏にやや薄くなる。秋には色を強める。
昭和44年登録 富士宮市 橋本伝一
天乙女(あまおとめ)
檜葉系の大型葉で平葉性。萌黄色の地合いに砂子斑が入り、夏には覆輪状の白黄色斑も現れる。秋には濃橙色の紅葉となる。
有明(ありあけ)
葉幅のある中立葉性。葉相は少ない。ごく淡緑の地合いに、黄味を帯びた葉先から白に近い曙斑が深く入り、全葉白木のようになる。秋には橙紅色を淡く掛けた黄色に紅葉する。
平成26年登録 栃木県鹿沼市 岩田 明良
旧名 白皇殿
暁の変化種。うねうねした葉性。濃緑色で最初は一本葉で生長と共に葉先は檜葉となり巻き込んでくる。秋には紅紫色となる。
平成9年登録 茨城県水戸市 小泉徳次郎
平葉性。芽出しから葉先に金斑を現わし、初夏より芯をのぞいて金斑が美しい。砂子斑というより黄金色の色彩を誇る。
昭和59年登録 福島県いわき市 小野孝和
都紅の変化種。やや立葉性・中葉。日照に強く白砂子と共に曙金斑を現わし、紅葉時は赤橙色見事である。
昭和63年登録 茨城県水戸市 小泉徳次郎
自然実生、平葉性。葉重ねが良い。白黄色の曙斑深く入り、秋紅葉し、橙黄色に染める。
平成24年登録 栃木県栃木市 石川 孝
平成30年登録 静岡県浜松市 桑原 一義
平成24年登録 栃木県栃木市 石川孝作
昭和30年登録 静岡県富士宮市 清直文
昭和47年登録 栃木県宇都宮市 大出繁喜
平成13年登録 栃木県田沼町 栗原一作
令和2年登録 福島県須賀川市 松本 勝海
平成18年登録 静岡県浜松市 古木孫一
平成16年登録 茨城県那珂町 関昭二郎
平成25年登録 茨城県大子町 斎藤精二
平成26年登録 滋賀県米原市 山田義憲
平成21年登録 滋賀県米原市 山田義憲
平成25年登録 愛知県一宮市 平松秀明